衛生用品の配付 | マスク、消毒液、石鹸などの衛生用品の配付や難民居住地の学校やヘルスセンターに簡易手洗い器の設置を行っています。 |
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衛生啓発 | 現地語を話さない難民や通信が不安定な地域にいる難民に、感染症に関する正しい情報を届けています。 |
食糧の配付 | 仕事がなくなり、経済的にひっ迫している家庭などに、お米や小麦などの食料品や日用品を購入できる電子マネーを配付しています。 |
心のケア | 難民として暮らしていることへの不安だけでなく、感染や、今の生活が損なわれる不安も重なりメンタルヘルスの悪化が懸念されます。心理士のスタッフが電話相談にのるなど心のケアも行っています。 |
心のケア | 難民として暮らしていることへの不安だけでなく、感染や、今の生活が損なわれる不安も重なりメンタルヘルスの悪化が懸念されます。心理士のスタッフが電話相談にのるなど心のケアも行っています。 |
私は、多くの難民が暮らすウガンダで、南スーダン難民の教育支援や保護の強化に携わってきました。内戦で家族を失う、故郷を追われるという想像を絶するような苦しみを経験しながらも、必死に毎日を生き抜く人々の強さを、活動を通して知りました。
ウガンダの難民居住地では、新型コロナウイルス感染症自体の知識不足や恐怖のみならず、生活の困窮や学校休校の長期化が、特に子どもたちや女性にとって飢餓、暴力、強制労働や望まない妊娠のリスクとなっています。難民の人々の不安が少しでも軽減されるように、今後も衛生物資の配付や衛生啓発、学習継続のための支援を届けていきます。
私は、シリア紛争を逃れてトルコに渡りました。トルコにいるシリア難民にとって言葉の壁が大きな問題になってると気付いてすぐトルコ語を猛勉強し、上達してからは、語学力を生かして人道支援に携わってきました。
現在は、AARで医療通訳として働いています。紛争で身体に障がいを負ったり、心に深い傷を負っているのに、言葉が通じないために必要とする支援を得られない多くのシリア難民の人々がいます。私は、そのようなシリア難民の人々に付き添い、適切な医療サービスを受けられるよう言語面でサポートしています。
支援を必要とする人々の助けになれることが、とても嬉しく自分にとっても大きな励みになります。難民の不安を解消するためにできる限りの努力をこれからも続けていきます。
地雷が埋められた危険な土地(バスケットボールコート1面分)が、安全な土地に生まれ変わります。
地雷が埋められた危険な土地(バスケットボールコート1面分)が、安全な土地に生まれ変わります。